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【炎上から火消しへ】平田真吾投手7年目の飛躍

こんにちは。

昨日、巨人の優勝が決定しました。

しかし現在4位のベイスターズは阪神・中日との順位争いにより最終戦までどう決着するか分からない展開となってきました。
ラミレス監督退任の有終の美をひとつでも上の順位で飾りたいですね。

さて、そんな2020年のベイスターズですが、今年最も飛躍した選手と言えば誰を思い浮かぶでしょうか?
ほとんどの人が佐野選手を挙げるでしょう。それは異論ないですね。

では投手は?
そう問われると、新守護神を立派に務めている三嶋投手、見事2桁勝利を達成した二年目の大貫投手、また序盤の活躍で成長著しい平良投手など挙げられると思いますが、自分は平田真吾投手を挙げたいと思います。

石の上にも6年、苦難のプロ生活

まずここで、平田投手の経歴を改めて。

Honda熊本硬式野球部から2013年のドラフト会議でベイスターズから2巡目指名を受けて入団。社会人で2位指名であれば一軍の即戦力としてスカウトに評価され指名されたということです。
同期は嶺井選手や三上投手、関根選手、さらに育成1位で砂田投手もいる比較的当たりドラフトと言えるでしょう。

ベイスターズファンの皆さんは平田投手に持っている印象は同じだと思います。

まずはデビューのインパクトでしょう。
2014年4月2日の巨人戦、プロ入り2試合目のマウンドとなったものの1死満塁のピンチを招き降板すると後続の山口投手も打ち込まれ、1イニングのうちに5点差リードから5点差ビハインドという「5点差から5点差」という語り草となった試合のきっかけを作りました。

その後は、二軍で好調でも一軍に上がると制球力の悪さから四球連発&結局打ち込まれ「やっぱり平田か」と、また二軍へ降格しそのままシーズンを終える、というのを毎年のように繰り返し、一部からは「横須賀四天王」=「一軍に定着できない万年二軍投手」と言われていました。

また「横須賀四天王」と呼ばれたもう1人、同じ右投手の国吉投手が昨年から一軍に定着したため人知れず悔しい思いもあったのではないでしょうか。

今季の活躍の要因と原動力

近年ではファンの中では戦力外候補筆頭とみなされ、特に昨年はファーム最終戦で登板(大抵戦力外の投手が記念出場)し、ついに…という予感もありながらの契約更改を行い、背水の陣とい臨んだ今シーズン。

すでに社会人を経てのプロ入りのためすでに30歳を超えているので技術の面では伸び代という部分は薄かったと思います。

では、今季の平田投手の活躍の要因と原動力はどこにあるのでしょうか?

まず、そのきっかけとなったのは若手投手に混じってオーストラリアン・ベースボールリーグへの派遣だと思います。
積極的に振る外国人打者を相手にカットボールに磨きをかけ、左打者の内角に食い込む新たな武器を手にしたことで投球の幅が広がりました。

さらに、オープン戦でマウンドに上がった時の容貌の変化(短髪ヒゲ面)にはびっくりしましたね。
まるでプロレスラーの正規軍がヒールに転向した時のようなインパクトで、登場した時は一瞬「梶谷かな?」と思いました。

そして、その意気込みは外見だけでなく、ピッチングにも現れていました。

昨年までは140キロ前後のストレートも150キロ前後までアップ。
変化球も元々持っていたスライダー、フォークボール、カーブ、ツーシームに加え、新武器のカットボールで打者に的を絞らせない投球スタイルで、ストレートの制球の悪さをカバー。その成果をもって開幕一軍を掴みました。

先発&中継ぎの投手事情で舞い込んだチャンス

開幕当初はビハインドでの登板が多かったものの、そのチャンスは訪れました。
もしかしたら、訪れるべくして訪れたチャンスかもしれません。

シーズン序盤の左右の先発の柱となっていた今永投手と平良投手の怪我による離脱をはじめ苦戦するローテ投手。そして山崎投手の不調により右のリリーフの柱であった三嶋投手が守護神へ配置転換ということもあり、チャンスは好投を続けていた平田投手のもとへ。

そして10月7日の巨人戦、ブルペンデーの先発として白羽の矢が立ち、プロ2試合目の先発登板を果たすと5回2失点7奪三振と堂々のピッチング。通算130試合目の登板で待望のプロ初勝利を挙げました。

そのマウンドには、昨年までの平田投手の面影はありませんでした。
何よりも欠点だったストレートの制球の悪さも見られず、その自信とともに克服できたものだと思います。

この試合でベンチからの信頼はさらに大きくなり、以降も僅差の場面やランナーを溜めて降板した投手の火消し役としてその役割を果たしています。

余談ですが今季年棒は推定1,260万円。
プロ6年間で1,000万円台から上振れたことがないので、今オフは期待したいですね。

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ラミレス監督が今シーズン限りで退任し、来季からベイスターズは新体制となります。

平田投手は中畑監督時代から一軍と二軍、両方のブルペンを長く知る投手として貴重な存在になりつつあります。
その経験は今後ベイスターズに入団する若い投手への指導にも生かせるものだと思います。

これからも平田投手はマウンドでもブルペンでも新生ベイスターズを長く支えていく、そんな投手となることを願います。

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