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【梶谷&井納流出】「大掃除ができた」と言わせるチーム作りへ


「一足早い大掃除ができました」


これはアントニオ猪木の名言の一つです。

1984年、新日本プロレスはその経営体質とアントニオ猪木に対して異議を唱えた長州力らが独立し「ジャパンプロレス」を設立。
計13名の選手、そして多くの社員が「ジャパンプロレス」に引き抜かれて移籍するという「大量離脱事件」に見舞われました。
(経緯は端折ってますが要約するとこんな感じです)

しかしその暮れ、アントニオ猪木はTV中継で「一足早い大掃除ができました」とコメント。
長州ら当事者たちとのさらなる火種となりました。

去るものは追わずの美学

自分はその出来事をリアルタイムで見ている世代ではないのですが、今回の梶谷選手と井納投手の巨人へのダブルFA移籍が決まった時に、このアントニオ猪木の名言が頭に浮かびました。

当時の新日本プロレスにあって長州力はスター選手。
そして多くの若手が新日本プロレスを離れて長州に付いていきました。

プロレスファンの中でも語り草となっているアントニオ猪木のこの「大掃除発言は、スター選手と若手選手たちの離脱も、「こんな程度で新日本プロレスはダメにならない」という猪木一流の強がり、痩せ我慢の美学としてメディアに向けたパフォーマンスとして発せられたものだと思われます。

これをベイスターズに重ねるならば、梶谷選手と井納投手だけでなく、今期でベイスターズのユニフォームを脱いだ石川選手やロペス選手も、少なくともファンの中ではスター選手でした。

まさかコロナ禍にあって、このオフシーズンに上記の選手たちが退団することになろうとは予想だにしませんでした。

しかし、退団してしまうものは仕方ありません。
巨人にとっても現在の日本プロ野球でNo.1である菅野投手がメジャーへ行ってしまわれるのは痛恨でしょう。

ぜひ、ベイスターズのフロントにとっては「大掃除ができた」という気概で来季に向けた編成とチーム作りに取り組んでほしいです。

順位を上げても戦力の底上げはなかった。と言わせないために

昨年オフに筒香選手がメジャー移籍を表明した際にも、ベイスターズの選手・ベンチ・フロントそしてファンも「筒香がいなくなったから弱くなったと思われたくない」という気持ちで今期に臨んだと思います。
結果的に順位を2つ落としたので弱くなったのかもしれませんが。。

では来季、さらにベイスターズは順位を落とすのでしょうか?
ソフトバンクに日本シリーズ都合8連敗した巨人がわざわざセ・リーグ同一球団からFA2選手を同時獲得することに異議を唱えたままでいいのでしょうか?

これでベイスターズが弱くなるようならラミレス監督の5年間はたとえ順位を上げても戦力の底上げにはつながらなかったという評価になります。

もう三浦新監督が就任発表をした時から梶谷選手と井納投手が残ろうが移籍しようが新しいチーム作りは始まっています。

フロントが両選手に巨人以上の条件を出さなかったのは、流出覚悟でオフシーズンに臨むことを想定していたのだと思います。


プロ野球で言う大掃除は「枠が空く」ということです。

すでに新戦力へのアプローチは水面下で行われていると言っていいでしょう。
もちろん現有戦力の若手の台頭にも期待しなければいけません。

現在の主力選手はこのままレギュラーで出場するなら来年、再来年と続々とFA取得となります。

FA権取得見込み選手
2021オフ 山﨑 宮崎 大和
2022オフ 三嶋 石田
2023オフ 今永 戸柱

梶谷選手と井納投手のような前例ができたことで条件次第で移籍する可能性も高いと言えます。
プロの選手なのでそれは当然のことです。

FA選手の流出にはもちろん球団の資金力もありますが、たとえどの選手が移籍したとしても十分に穴埋めできるチームづくり新監督とフロントには願います。


さっき気付いたのですが、梶谷選手と井納投手の背番号を足すと18。
なんとも皮肉な流出ですね。

さて、来季の開幕戦は東京ドーム。

もうドラマのお膳立てはできています。



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