こんにちは。
春季キャンプを目前に控え、三浦新監督が各所で取材やインタビューに答えています。
その内容をみてみると、三浦監督が特に一軍での活躍を期待している感じがリーゼント越しに(?)ひしひしと伝わる選手が2名います。
それは、阪口皓亮投手と山本祐大捕手の4年目コンビです。
2人ともキャンプは一軍の宜野湾スタートです。
【阪口皓亮】開幕ローテの座は、空きまくり
まず阪口投手ですが、三浦監督が期待をしている若手投手の名前で一番最初に挙がります。
過去3年間での一軍成績は【6試合0勝3敗 防御率6.86】と未勝利です。
しかし昨季のファームでは先発ローテーションを守り【12試合4勝1敗 防御率2.07】そしてイースタンリーグの勝率第1位(.800)のタイトルに輝きました。
また昨年の一軍の阪神戦でも五回無失点という結果を残し、惜しくも初勝利とははらなかったものの、一年間ファーム監督としてその成長をみてきた三浦監督の目には、今季一軍でのチャンスを掴み、結果を残すことを誰よりも期待していると思います。
阪口投手は187cmの長身から投げ下ろす切れの良い150キロ前後のストレートが武器。
そしてカーブで緩急をつけ、カットボールやツーシームでバットの芯を外す器用な投球スタイルです。
しかし、三浦監督が先発に求めるものは完投を見据えた一つでも多いイニング。
ラミレス前監督と異なり、五回まで投げれば中継ぎに託してOKとは違います。
五回六回とイニングを重ねた時の制球力とスタミナが課題となるでしょう。
さて、今季の開幕ローテーションについては、まず今永投手と東投手が手術明けで開幕は絶望的。
そして井納投手がFAで巨人に移籍。さらに助っ人のキャンプ参加がコロナ禍で不可能となり、開幕に間に合うかも不透明。
めっちゃ空きまくりです。
若手先発陣にとってローテ入りのチャンスは目の前にあると言って良いでしょう。
現時点での開幕ローテーション候補
# 平良拳太郎
# 大貫晋一
# 濵口遥大
# 上茶谷大河
# 坂本裕哉
外国人)ピープルズ、ロメロ(新加入)
ここに京山投手やルーキー入江投手などが名を連ねると思いますが、阪口投手が割って入る可能性は高いと言えます。
と言うか、入ってもらわないと回りません。。
【山本祐大】捕手としてのスローイング能力に太鼓判
続いて山本選手。
山本選手で印象的なのは2019年のヤクルト戦。
延長12回4時間58分にも及ぶ試合で、最後の野手として登場し決着を付けたサヨナラタイムリーです。
またルーキーイヤーにも代打でのプロ初打席初本塁打を記録するなど、何かもっている選手。
昨季イースタンリーグでは打率.274、OPS.753とまずまずですが、一軍での出場自体に恵まれず3打席ヒット0で終えました。
そして、山本選手は捕手としてのスローイングが魅力です。
今季の自主トレは阪神の梅野捕手へ志願しての参加。
自主トレを終えての梅野選手の山本評として「ほんと肩強いし、想像以上に能力の高い選手。シンプルに捕ってからの(体の)上下動が少ない。」というゴールデングラブ賞キャッチャーのお墨付きです。
しかしキャッチャーは戸柱選手、伊藤光選手、嶺井選手と一軍出場するには壁は高い(というより多い)のですが、髙城選手を押しのけ一軍キャンプ参加メンバーに選ばれたということは三浦監督の期待の高さがわかります。
FA流出、助っ人開幕不透明と新生三浦ベイスターズの船出はかなりのアゲインストです。
しかし、三浦監督に見いだされた若手選手たち、すなわち“三浦チルドレン”の誕生年として今季の彼らの成長を共にハマスタで見守りましょう。
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