横浜DeNAベイスターズ

【疑問】三浦ベイスターズの目指すものは「機動力野球」なのか?

こんにちは。

本日は阪神との練習試合がありました。
これで一軍は計3試合の練習試合を行いました。

まずは、3試合のスコアから。

◇ 2/13 北谷
  中日3-0DeNA
◇ 2/17 浦添
  ヤクルト2-1DeNA
◇ 2/18 宜野湾
  DeNA2-6阪神

ということで3連敗スタートです。得点も計3点ですね。

三浦監督コメント
「今は勝ち負けよりも内容重視。気にしていない。細かいミスは出ていたが、やろうとしていることは見えていた」

例年ベイスターズは練習試合からオープン戦の最初の方までは割と勝っているので、この始まり方は逆に新しいと言えます。

三浦監督が第一に目指しているものは「得点力アップ」

助っ人はおらず、宮崎選手や大和選手らベテランを外しての若手主体で臨んでいる練習試合。
この3試合を通じて三浦監督の描いている野球が少しずつ見えてきました。

まず多くの人が言っているのが「機動力野球」です。

この練習試合では出塁する度にガンガン盗塁&走塁させてますね。
エンドランも含め走ることを前提において野球している感じです。
盗塁は3試合で実に11回試み、成功したのは…2回!

今まで走っていないチームですから、まずはチャレンジすることが重要ですね。
何で失敗するかを考えないと成功って生まれないので盗塁企図数が大事です。

※ちなみに「企画数」と間違えがちですが正しくは「企図数」です。
自分も今まで企画だと思ってました。
企画が通らないなぁ~なんて仕事と重ねて思ったり。

そして宮本秀明選手を積極的に代走起用するなど、どうやら巨人のように走りのスペシャリストを育成する姿勢を示しています。
これはラミレス野球になかったので新しいですね。
となると宮本選手は代走か打順の上位起用になることが考えられます。

ですが、そもそも三浦監督が目指しているのは「得点力アップ」であって「機動力野球」ではないはずです。

これはホームランや長打で得点を一気に取るのではなく、一つ前の塁を狙っていって「1点を取れる確率を上げる」ことです。
あくまで盗塁はその手段のひとつにすぎません。

「機動力野球」本来の定義と生かせるチームとは?

機動力野球、いわゆるスモール(ベース)ボールの定義はWikipediaによると、次のように書かれています。

攻撃面においては、長打力(本塁打)に依存せず、出塁した走者を犠打、ヒットエンドラン、機動力(盗塁)で確実に次の塁へ進め、安打や犠牲フライで本塁へ生還させ、確実に1点を取ることを理想とする。

この辺はファンでもわかる内容です。
しかし、スモールボールの思想の根幹を担うのが次の概念です。

スモールボールでは、アウトには生産的なものと非生産的なものの2種類があると考える。
生産的アウト(Productive Outs)とは、犠打や進塁打、犠牲フライなど走者を次の塁に進めたり得点をしたアウトのことである。
スモールボールでは、いかに生産的なアウトを多くするかを重要視する。これは選手の査定にも反映される。

なるほど、「生産的アウト」という考え方ですね。
これも頭では分かってはいるのですが、いわば将棋の駒みたいなもので、1試合で27個取られるアウトのうち、どの局面でこの 「生産的アウト」を使うかがポイントですね。

そして、下記がベイスターズにとって重要なポイントだと考えます。

プロ野球においてスモールボール戦略を採用した場合は、比較的年俸の高騰しやすい長打力の高い打者をたくさん抱え込む必要がないため、予算は抑制できるが、長打力が低いため大量得点は期待できない。
打線に乏しい一方で守備面においては少ない得点を守りきる、高い守備力や投手力があるチームに適する戦略であると言える。また反対に、投手力および守備力に難があるチームでは逆効果となる。

これは今までのベイスターズのチーム方針と逆行します。

昨年までのベイスターズはホームランや長打力のある選手をクリーンナップに置いてきましたし、ソト選手やオースティン選手など助っ人選手が来日しオーダーに入るようになれば、まず例年通りの重量打線になります。

そして投手力と守備力。

投手力で言えば今永投手や東投手が手術明けのため先発の枚数が足りないですが、逆に中継ぎは整っているので、今のベイスターズが総じて投手力が弱いというチーム状況ではないかなと思っています。

ですが守備力という面では、何よりも名手ロペス選手が退団し、外野でも脚のあるセンター梶谷選手のファインプレーに助けられた部分も多かったので、ここも現状のままではパワーダウンが否めません。

助っ人のいない練習試合だからこそ機動力野球の練習ができますが、シーズンに入り助っ人が加わったオーダーになった時に、果たしていま練習している機動力野球は機能するのか?という疑問がわいてきました。


もう一度言いますが、 三浦監督が目指しているのは「得点力アップ」です。

つまりは、ヒットはなくても出塁でき、盗塁はなくとも進塁できる、ということが得点力アップにつながります。
そして、虎の子の1点を守るのは投手力だけでなく守備力です。
大事なところでエラーやミスをしない、ということです。

つまり昨年までのキャンプのスローガンになっていた「凡事徹底」ということです。

「機動力野球」とメディアが書くのでラミレス野球からの方向転換みたいな印象になりますが、しっかり走る、しっかり守る、という 「凡事徹底」をしてこそ、機動力野球につながっていくのです。

練習試合では走塁面でのトライ&エラーが目立ちますが、ぜひ守備面でも今のうちにトライ&エラーで守備力を磨いていってほしいものです。



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