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【私的分析】横浜DeNAベイスターズ群雄割拠2020 〜内野手編〜

2020年、内外野ともに激しいポジション競争が予想されるベイスターズの開幕スタメンとレギュラーを掴み取るのは誰でしょうか!?

前回の外野手編に続き今回は内野手編です。

関連記事:【私的分析】横浜DeNAベイスターズ群雄割拠2020 〜外野手編〜



目次

  1. 2020年シーズンはロペスの起用法が鍵
  2. ルーキーからベテランまで。白熱の内野手争い【7選手フォーカス】
  3. セカンドを日本人選手で競わせたいラミレス監督の本音!?

2020年シーズンはロペスの起用法が鍵

まずは2019年シーズンの内野手成績を見てみましょう。

主な内野手9名をピックアップし2019年シーズンの成績とこれまでの通算成績をまとめてみました。

※2019年シーズン打席数の多い順

最も打席数の多かったホセ・ロペス選手は2020年シーズンで日本でのプレーが8年目、ベイスターズでは6年目となります。

すでに36歳という年齢もあってか例年より打率を落としましたが、ここでホームランが欲しいという時に1発を放ってくれる勝負強い打撃と、外国人選手として唯一のゴールデングラブ賞を5度獲得しているファーストの守備は本当にベイスターズを何度も救ってくれました。

しかしその一方、ロペス選手をシーズン通して使うとなると加齢もあり怪我のリスクも高まります。スタメンとベンチスタートを上手く使い分けながら一年間戦い抜く、というのが理想です。


自分は2019年シーズンが始まる前から、ロペス選手をいかに休ませながら一年間戦うかがポイントだと思っていましたが、実際はシーズン通してレギュラーとして頼ってしまいましたね。怪我による戦線離脱がなかったのが本当にホッとしたという感じです。

ですがラミレス監督がすでに宣言しているように2020年シーズンはネフタリ・ソト選手とファーストの競争になります。


また新助っ人タイラー・オースティン選手の加入により競争は激化しますが、一軍外国人枠4つのうち、パットン投手とエスコバー投手が開幕メンバーに入ることを想定すると、野手の開幕スタート時に野手の助っ人2枠は現状でロペス選手・ソト選手が固いです。

そしてサードには宮崎敏郎選手が入るとなると、残すはセカンドとショート。しかしセカンド争いに名乗りを上げる選手が出なければ2019年と同じくファーストはロペス選手、セカンドはソト選手となります。

外野手編でも同じこと書きましたが、日本人内野手に頑張ってほしい!




ルーキーからベテランまで。白熱の内野手争い【7選手フォーカス】

ベイスターズはセンターラインが固定されていないことがチームとして未熟な要因と言われ続けてきました。しかしラミレス監督はそこを逆手にとって選手の調子に合わせて上手に起用してきたために、伊藤裕季也選手のようなルーキーの活躍も光りました。

2019年は3位・4位と差がないギリギリの2位でした。しかし順位として上は優勝しかありません。優勝のためには筒香選手の抜けた外野だけでなく内野陣も大きな変化を求められている時期です。


ここで内野手争いをする主なメンバーにスポットを当てます。

起用がある程度見えているロペス選手、ソト選手、宮崎選手、そして新加入のオースティン選手はここでは触れません。


♯9 大和選手

★2019年:打席数490、打率.237、安打数104、打点37

守備に関しては説明不要。2017年オフ阪神からのFA宣言時に最大限の評価でベイスターズに迎え入れた名手です。

打撃面では力が劣りますが2019年は交流戦で2カード連続のサヨナラヒットなど、打率以上に貢献度があります。阪神時代よりも得点圏などの点に絡む場面で打っている印象です。

プロ15年目、ベイスターズでは3シーズン目を迎えるベテランとして大和選手の経験値、そしてショートに大和選手がいるという相手バッターへのプレッシャーは大きなものがあります。


♯31 柴田竜拓選手

★2019年:打席数196、打率.256、安打数42、本塁打3、打点17

2020年で5年目を迎える26歳。サード・ショートにも入れる内野のユーティリティプレイヤーです。

現在は主に守備固めからの出場が多いですが、「こんなに守備範囲広かったっけ?」と広島カープの菊池涼介選手を彷彿とさせる球際への強さでゲーム終盤の打たれてはいけない場面で頼りになりました。

スタメンで出るにはバッティングが課題ですが、相手チームが前進守備を敷いてると、思い切り振り抜きフェンスまで飛ばすパンチ力もあります。

しかし小技の効く選手となるには送りバントが課題ですね。送ってほしい場面でのミスが目立ちました。あとは盗塁がバンバンできるほどの脚があれば上位にも置けるのですが現状は7〜8番あたりの起用になるのはないでしょうか。


♯0 中井大介選手

★2019年:打席数183、打率.248、安打数40、本塁打3、打点7

2018年オフに巨人からの戦力外選手として獲得して1シーズンが経ちました。

2019年は代走、守備固め、右の代打の切り札、そして相手先発が左投手の時にはセカンドのスタメンも務めるなど、スーパーサブ的な役割を果たし、戦力外で獲得した選手とは思えないほど重宝しました。

ラミレス監督と同じように巨人でスタメン4番も務めた選手。(1試合だけでしたが)

2020年は13シーズン目。まだ30歳と衰える年齢はないですし誰よりも悔しさを知っている選手。さらなる飛躍が期待されます。


♯42 石川雄洋選手(2019シーズンまで♯7)

★2019年:打席数113、打率.208、安打数21、本塁打2、打点5

そもそもこのラインナップに入れていい選手なのか!?

初代DeNAキャプテンとしてチームを支えてきた石川選手。
1,000本安打を達成しベイスターズ野手最年長であるプロ16年目の存在感はチームにとって大きなものです。

2019年は序盤の10連敗後に初昇格するとその日の巨人戦で宮國投手の初球を東京ドームのライトスタンドへ思い切り叩き込みました。そして平成最後のサンスポの一面を飾りました。

近年ではシーズン序盤は二軍でゆっくり調整を続け、チームの一大事になったら昇格してピンチを救う一時期のピッコロみたいな存在でしたが今季は最初からベンチ入りしてほしいです。

何と言っても石川選手がいるとなんだかんだでスタジアムが盛り上がります。

2020年シーズンからは背番号も自分の申し入れで7番から42番へと変更。未来の7番の出現を期待してのことかもしれませんが、まだ最前線でチームを引っ張る姿を見たいものです。


♯4 伊藤裕季也選手

★2019年:打席数57、打率.288、安打数15、本塁打4、打点7

ベイスターズの新しいヒーローと言えば伊藤裕季也選手です。

2019年は宮崎選手が怪我で離脱し、筒香選手が2番に回るなど最も苦しい戦いを強いられていた夏場に満を持して一軍に昇格。初スタメンでの出場試合では2打席連発となるホームランを放つ鮮烈なデビューを飾りました。

また神宮球場でノーヒットノーランがかかったヤクルト石川投手からの初安打となったホームランも印象的です。

セカンドはソト選手、柴田選手、中井選手、そして石川選手と激戦区です。守備にはまだ課題があると言われていますが、そこを突破できるのはやはりまだまだ未知数のバッティングですね。

ちなみに里崎智也さんの「Satozaki Channel」でもブレイク必至の選手として紹介されています。


♯5 倉本寿彦選手

2019年:打席数35、打率.121、安打数4、打点2

社会人野球のベストナインに選ばれるなど守備で期待され2014年のドラフトで入団。

2年目の2016年には逆方向への流し打ちの巧さで.295と高い打率を残し、翌2017年にフルイニング出場を果たしました。

しかし、その後は同じショートの大和選手の獲得や、打撃不振によりラミレス監督の意向で9番に座るも守備のリズムも狂い近年は苦しんでいます。

とはいえDeNAの中でシーズン通してフルイニング出場したのは倉本選手だけです。ベイスターズの栄光の背番号5の復活を期待しています。


♯6 森敬斗選手

そして何と言っても2019年ドラフト1位で桐蔭学園から森敬斗選手を獲得しました。

ベイスターズにおける高卒選手のドラフト1位獲得は筒香選手以来。攻守にわたりそのポテンシャルの高さを評価されています。

春季キャンプは二軍スタートですが、ラミレス監督だけに相手チームのスコアラーにデータがないまま開幕スタメン起用というサプライズの可能性もあるということです。




セカンドを日本人選手で競わせたいラミレス監督の本音!?

まず、サードは宮崎選手で決まりでしょう。

またファーストは先述の通り、ソト選手とロペス選手の争いになりますが、2019年セ・リーグ本塁打王&打点王のソト選手をスタメンから外すことは考えられないのでセカンドかファーストのいずれかに入ると思われます。

そしてショートは大和選手が最有力。しかしルーキー森選手のサプライズもあるかもしれません。

しかし、ラミレス監督の本音は、セカンドを空けて日本人選手で競わせたいのだと思います。


個人的な見解になりますが、セカンドは伊藤裕季也選手に掴み取ってほしい。

2020年の開幕戦は東京ドームで巨人戦です。ベイスターズの売り出し中の選手をアピールするにはもってこいの舞台です。

セカンドは中井選手、柴田選手、石川選手など一軍で実績のある選手が競争相手になりますが、2年目の春季キャンプでは守備力の向上を含め開幕一軍スタメンという明確な目的を持って取り組んでほしいです。


ラミレス監督の言うスタメンは「=レギュラー」ではありません


チームの顔であり柱であった筒香選手がメジャーリーグ移籍によりチームを抜け、佐野恵太選手が新キャプテンに就任。監督こそラミレス監督続投ですが、ベイスターズは確実に新しいフェーズに入りました。

元々若い選手の多いチームですが、戦力として優勝を確実に狙うには助っ人やベテランの力が必要です。しかし、Aクラス常連のチームとなるためには確実に世代交代を進める必要があります。

現在のベイスターズはもう、二軍の若手選手がお試しで起用されるような環境ではありません。
しっかりと一軍レベルの力を身につけて満を持して上がり、そのポジションを掴んでほしいと願っています。


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