野球関連トピックス

6.19プロ野球開幕は日本のスポーツ・エンタメ再開のロードマップ序章

こんにちは。

既報の通り、プロ野球は緊急事態宣言の全国的な解除を受け、6月19日(金)にセ・パ両リーグで公式戦の開幕が決定しました。

レギュラーシーズンの試合数は120試合で、日本シリーズは11月21日から開始となります。となると例年よりは日程的にタイトなシーズンになりそうです。何度も雨天中止や台風きたらツライですね。。

また足並みを揃えるように、7月4日(土)からサッカーJ1も再開。その前週の6月27日(土)からJ2を再開、J3を開幕することも決定しました。

野球とサッカーどちらも無観客にてスタートし、感染拡大状況などに鑑みて集客準備を進めていきます。

待ちに待っていたファンにとっては、はじめは無観客でも開幕への気運は日増しに高まっていきます。

しかし、コロナウイルスが完全なる終息に向かっている訳ではありません。



感染第2波警戒の中プロ野球の動向が注目される

緊急事態宣言解除といえども感染の「第2波」への警戒は引き続き行っていく必要があります。

ウイルスに有効なワクチンが開発され、臨床試験を経て世界中に出回らない限りは完全な終息とは呼べないでしょう。それは年内では到底厳しいかもしれません。

主催側は、引き続き感染リスクと向き合いながら興行を行う必要があります。
同時に観客の我々にも、感染予防のための高い意識と行動が求められます。

そんな中での開幕となります。

日本のプロスポーツ、エンターテイメントを含め、興行規模の最も大きいプロ野球が再開への第一歩を踏み出します。その動向は日本中が注目します。

無観客とはいえチーム、スタッフ、関係者含め、第二波のあおりを受けてしまえば他のスポーツ、エンタメの再開も慎重になるなど影響を与えるでしょう。
それだけプロ野球の開幕に向けた準備と、開幕以降の対策・施策は重要と言えます。

感染防止へのガイドラインとチームの移動制限

チームの移動数制限のために開催地を集中

まずプロ野球における感染防止の対策として注目される点は、チームの移動を極力抑えるための「集中開催」です。

セ・リーグは予定していた試合の開催地をバラし、首都圏のみの球場で2~3週間の集中開催を行った後に、首都圏外に移動して集中開催を行います。その後は首都圏と西日本との中間地点である名古屋が本拠地の中日の主催試合を巧みに配して、移動の回数や距離を抑えるようです。

パ・リーグは開幕3連戦後、5週連続で同一カード6連戦に臨むなど、移動リスクを最低限に留めるためのカードを組み直します。
「同一カード6連戦」などピッチャーのローテーションが総当たりになるので、今期限定と考えれば面白いかもしれませんね。

韓国リーグでは球場ごとに移動エリアを制限

韓国ではすでに5月からプロ野球が開幕しています。
そして、そのガイドラインの中には選手の球場での移動に関する内容が設けられています。
例えばビジターチームが球場に到着してからロッカールームに入るまでの動線が下記のように全球場分、細かく記されています。
恐らくNPBでも同様のものが用意されるとみられます。

興行における感染防止ガイドラインの内容とは?

NPB斉藤惇コミッショナーによると、Jリーグとつくる『新型コロナウイルス対策会議』にて、感染防止策などをまとめたガイドラインをすでに作成。全球団にも確認済みとのことです。

その内容については、現段階で判明しているものは以下のように報道されています。

選手について

・つばを吐く行為を禁止
・選手らのハイタッチや密集状態となる円陣は控える

審判員について

・5人1組のグループを固定して試合を割り振る
・試合中もマスク着用

報道陣について

・指定されたエリアで2メートル以上の間隔を空けて行う
・グラウンドやベンチへの立ち入り、選手と並んで歩きながらの取材は禁止

密集状態を避けるということで、ベンチの中は一体どうなるのかなと思います。
席の間隔を空けたら全員座れないので、監督・コーチとスタメンのみで控えは裏で待機みたいな形ですかね。

また、選手がPCR検査を受けた場合は、その結果により下記の措置が適用されます。

PCR検査結果による措置

・陰性が確認できてから14日間の自宅待機
・濃厚接触者と判定される可能性があるときは速やかにチームを離れる
・同居する家族が陽性となった場合も14日間の自宅待機
・陰性でも本人や同居家族が体調不良を訴えれば7日間の自宅待機
・選手や関係者が感染した場合の措置は国や自治体などの方針に沿う

さらに専門家によると、スポーツ選手は強度の高い運動とストレスにより一時的に体力や免疫機能が低下することも報告されているため選手の心身の負担軽減も考慮した特別ルールも必要になるのでは、と見解を述べています。

事前の検査についても、PCR検査だけでなく今後は抗原検査や抗体検査についてもしっかりとした体制を作っていくことが重要としています。

無観客の解除と集客数の制限タイミング

無観客解除は球団によって異なる可能性も

さて、ファンとして気になるのが無観客はどのタイミングで解除されるのか」「集客したとしても満員にできるのか」という点です。

東京都では社会経済活動再開のためのロードマップを策定し、感染状況を見ながら、ステップ1~3まで徐々に緩和し、段階的な活動再開を目指しています。

同様に政府の指針に沿えば、7月10日から5,000人を上限に有観客試合が可能となり、8月1日以降はさらに緩和されます。

しかし、集客に関してはより慎重に進めなくてはなりません。
そのため以下のことが考えられます。

無観客解除のタイミングは地域、球団によって異なることも。

東京と地方では感染状況も異なります。
足並みを揃えるとなると感染リスクの高い東京に合わせることになるので、恐らく地方を本拠地とする球団は先行して球場の集客率を段階的に高めていく可能性もあります。

最初の集客はシーズンシート契約者優先か

横浜DeNAベイスターズではシーズンシートの契約者向けに下記の案内を出しました。

(一部抜粋)
当面の間は無観客での開催となりますため、対象となった試合につきましては返金とさせていただきます。
現時点では、今後の無観客で実施される試合数が未確定の状況となります。
なお今後観戦が可能になった際にも、新型コロナウイルス感染防止のためソーシャルディスタンスを保った形でのご観戦が必要となり、ご自席でのご観戦が出来ない可能性が高い状況です。
──出典:横浜DeNAベイスターズ
シーズンシートご契約者様向け 2020年シーズンの開幕日および無観客開催決定のお知らせ

シーズンシートは観戦する席が決まっていますが、上記の案内をみる限りでは観客のソーシャルディスタンスを確保するために、指定された別の座席に変更になるとみられます。

そうなれば当然、観戦者数は限られます。
その場合はシーズンシートの契約者が優先となるのでしょうか?

さらにシーズンシート優先となれば人気球団はプレイガイドにはチケットがあまり出回らない可能性もあります。
付け加えるなら、ビジターチームの側で応援するファンはプレイガイドで購入するため、そのチケットをホームチームのファンが買うなんて懸念も考えられますね。

いずれにせよ感染対策としては第2波の到来や感染者が出た場合も想定した対策と、集客面では地域ごとの段階的なこちらもロードマップを設定しなければいけません。



6月19日のプロ野球開幕は日本のエンタメにおけるコロナウイルス終息への初めの一歩です。
練習試合も再開され、開幕は一日また一日と迫っています。
しかし、忘れてはいけないことは、まだ現時点では「コロナウイルスとの共存」が前提です。

最後にもう一度同じことを言います。

主催側は、引き続き感染リスクと向き合いながら興行を行う必要があります。
同時に観客の我々にも、感染予防のための高い意識と行動が求められます。



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