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田中将大の日本球界復帰説に投げかける2つの疑問

こんにちは。

ヤンキースとの契約満了となり未だ今季の所属先が決まっていないマー君こと田中将大投手について、古巣の楽天が日本球界復帰を希望した場合は獲得に乗り出すことを明言しました。

今回はそれについて2つの疑問を投げかけたいと思います。

【疑問1】球団経営の実態を選手に説明した楽天はマー君に10億円近く出すのか?

今季のメジャー復帰はかなわずとも来季以降のメジャー復帰も視野に入れ一年契約も検討しているということです。

もともとマー君は年俸1200万ドル(約12億5000万円)から1500万ドル(約15億6000万円)の間で移籍先を探していたというアメリカでの報道がありました。

昨季は60試合に終わり、 今季の試合数も不透明な現状では、メジャー球団と言えどもなかなかマー君クラスとの大型契約に踏み切るのは控えるでしょう。

となると、いざ楽天が獲得するとなれば、その金額までは難しいと思いますが、10億円近い年俸は出すかもしれません。


正直、自分はちょっとそれは違うんじゃないかなと思います。

新型コロナウイルスの感染拡大で昨年売り上げを大幅に減らした楽天は、オフの契約更改で全選手へ収支など球団経営の実態を開示し、理解を求めた経緯があります。

確かにマー君が一年でも楽天に復帰するのであれば、大きな話題を呼びそれなりの経済効果も見込めるので球団にとっても売上回復を期待するかもしれません。


しかし、いくらマー君といえども1選手にすぎません。

2013年みたいに24勝0敗してくれるとは限りません。
もっと言えば、今季も満員完売の状態で開幕できるという見込みも現状では薄くなっています。

契約更改という選手にとって大切な場で球団経営の実態を説明された楽天の選手の心理状態からしたら、それこそ1選手に10億円近い年俸を払って獲得するのは、逆に球団に対して不信感を抱くのではないでしょうか?

【疑問2】日本球界がメジャーリーガーの契約待機所となる懸念

また、再びメジャー復帰のための一年限定復帰という扱いになると、これは日本のプロ野球がますますメジャーの下部リーグ的な扱いとなるのではないでしょうか。

メジャー経験の浅いマイナーの選手が日本で活躍してメジャーに復帰するというのは前例もあり正しい流れだと思います。

また経験豊富なメジャーリーガーが年齢とともに通用しなくなり日本球界に数年でも活路を見出す、という流れも理解できます。

しかし条件面でメジャー契約漏れした選手を、能力が高いとはいえ一年だけNPBで預かり、翌年またメジャーに戻ってどうぞというやり方は、いかがなものでしょうか。

日本球界でも輝かしい実績を誇るマー君だけの特例であればまだわかりますが、はたしてマー君だけで留まるでしょうか?

同様のケースが今後も起こるようであれば、日本のプロ野球がまるでメジャー契約漏れ選手の一時的な待機所みたいな見られ方、扱われ方をするのではないかと思うのです。
しかも、2〜3億円程度ではなく、それなりの年俸だって用意しなくてはなりません。


もちろん名のあるメジャーリーガーが一年でも日本で躍動する姿は見たいです。

しかし翌年のメジャー復帰を見据えるのであれば、日本で全力を出すのではなく怪我をしないようにセーブしてプレーするかもしれません。
選手本人はそういう考えでなくても、選手をメジャー契約で高く売りたい代理人はそういう考え方をするでしょう。

日本球界にとってはマー君復帰は大きな話題となりますが、それは一時のこと。

その後の日本球界とメジャーとの関係性を考えた場合に、はたして手放しで喜べるかというのはしっかり考えなくてはいけないと思います。



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