野球関連トピックス

プロスポーツ選手における競技外のマネジメント契約について

年末年始にかけてプロ野球選手のテレビ出演がたくさんありました。

その他にも、野球とは関係の薄いイベントに出演したり、選手主催でクリスマスパーティーやファンイベントを開いたり、最近ではユーチューバーのチャンネルに登場したりと、オフシーズンは様々な活動を行なっています。

最近ではベイスターズ山﨑康晃投手が「SDGs 推進 TGC しずおか 2020 by TOKYO GIRLS COLLECTION」に出演してランウェイを歩きました。

各チームから参加するテレビ番組やイベントは球団の指示で出演していますが、さて個人出演しているものはどのような形でオファーを受けているのでしょうか?

知らない野球ファンの方も多いと思いますので、まとめてみました。



目次

  1. オフシーズンのテレビ出演状況
  2. プロ選手が芸能事務所に所属する理由
  3. プロ選手と契約する芸能事務所側のメリット

オフシーズンのテレビ出演状況

まずテレビ出演における主な番組と出演選手をまとめてみました。

2019年12月28日(土)ジョブチューン~アノ職業のヒミツぶっちゃけます!(TBS)

☆出演者
松山竜平(広島)、増田大輝・若林晃弘(巨人)、国吉佑樹・山﨑康晃(DeNA)、小笠原慎之介(中日)、秋山翔吾・金子侑司(西武)、高橋礼(ソフトバンク)、杉谷拳士(日本ハム)、山岡泰輔・中川圭太(オリックス)、井上晴哉(ロッテ)、辰己涼介(楽天)

2019年12月30日(月)最強スポーツ統一戦2019(フジテレビ)

☆出演者
山田哲人・塩見泰隆(ヤクルト)、周東佑京・甲斐野央(ソフトバンク)、神里和毅(DeNA)

2020年1月2日(木)夢対決2020 とんねるずのスポーツ王は俺だ!! 5時間SP(テレビ朝日)

☆出演者
鈴木誠也(広島)、山田哲人(ヤクルト)、山川穂高・森友哉(西武)、杉谷拳士(日本ハム)、原口文仁(阪神)、山﨑康晃(DeNA)

2020年1月3日(金)VS嵐 新春3時間スペシャル(フジテレビ)

☆出演者(全員ソフトバンク)
内川聖一、松田宣浩、今宮健太、甲斐拓也、周東佑京、甲斐野央

2020年1月4日(土)プロ野球No.1決定戦!バトルスタジアム(日テレ)

☆出演者
石川慎吾(巨人)、山﨑康晃(DeNA)、能見篤史・近本光司(阪神)、西川龍馬(広島)、大野雄大(中日)、山田哲人(ヤクルト)、中村剛也(西武)、松田宣浩(ソフトバンク)、オコエ瑠偉(楽天)、井上晴哉(ロッテ)、近藤健介(日本ハム)ほか

こうみると西武とソフトバンクが多いですね。優勝チームと日本一ですからね。

秋山翔吾選手はすっかりバラエティ慣れしていました。「球辞苑 ~プロ野球が100倍楽しくなるキーワードたち」(NHK)でもサブレギュラー並みに多く出ています。しかし2020年シーズンよりメジャーリーグに行ってしまうので、オフに戻ってきた時に果たして出てくれるのでしょうか!?

確か上原浩治さんのメジャーリーグ時代の最後の方は日本に戻ってきた年末年始はたくさん出演していたのを覚えています。ご本人がテレビ好きなのでしょうね。



プロ選手が芸能事務所に所属する理由

まず、野球に限らず一般的にプロ契約のスポーツ選手は球団や組織の従業員ではありません。個人事業主として所属先の球団または組織と契約を行っています。

プロ野球(NPB)については契約に関して下記の通り定められています。

日本プロフェッショナル野球協約第87条
「球団は選手に対し、稼働期間中の参稼報酬を支払う。統一契約書に表示される参稼報酬の対象となる期間は、毎年2月1日から11月30日までの10か月とする。」

つまり年棒は12か月間ではなく契約期間の2月から11月までの10か月間で支払われるわけです。

12月1日から1月31日までの2か月間は契約期間外なので球団の指示による仕事の強制はできず、個人としての活動は自由にできます。サッカーやラグビーのイベントに出ることも可能です。

もちろん選手個人でオファーを引き受けても良いですが、オフシーズンだって来季に備えて練習します。特に出演依頼の多い人気選手となるとスケジュール管理、ギャラの交渉など専門外の業務を1人で行うのは非常に大変ですね。

そのため芸能事務所とマネジメント契約し、プロに任せている選手が多いのです。

大手芸能事務所とマネジメント契約を行なっている選手(2020年1月現在)

✔︎吉本興業
青木宣親、石井一久、石井貴

✔︎エイベックス・マネジメント
新井貴浩、金本知憲、ダルビッシュ有、中村悠平、藤川球児、三浦大輔、山﨑康晃

✔︎ホリプロ
荒波翔、岩本勉、角中勝也、北川博敏、北別府学、高橋尚成、田口壮、建山義紀、仁志敏久、桧山進次郎、宮本和知


そして、選手にとってのメリットは上記だけではないのです。

現役を引退した選手はすべてがコーチや裏方など球団に残れるわけではありません。

解説者になる人、タレントになる人、その他の分野に転身する人など引退後のキャリアは様々ですが、いずれにせよ野球以外の企業・組織や人を相手にすることになりますので、交渉ごとはその道のプロが入った方がスムーズです。

また、その知名度を利用して金儲けを企む人が近づいてきても安心です。

マネジメント料が発生しても個人で行うよりもメリットはたくさんあります。




プロ選手と契約する芸能事務所側のメリット

一方、芸能事務所にとってのメリットとしては、歌手や俳優だけでなく新たなジャンルを開拓することにつながります。様々な分野の人材がいれば事務所にとっても仕事の広がりが生まれます。

また現役プロスポーツ選手の場合は、わかりやすい例で言えばプロゴルファーの渋野日向子選手のように2019年の上半期まで世間的な知名度が低くても成績次第で人気や知名度が一気に上がります。

その選手の世間へのイメージなどブランディングをハンドリングしていくことは、各競技の運営団体では上手に行えないのが実情です。


つまり選手にとっても芸能事務所にとってもwin-winなわけですね。


もちろん事務所サイドも選手の引退後まで様々なサポートをしていくことになるので、結局は選手との信頼関係を長く築けるかが重要。


選手としては一流でも、やはり人間性だったり社会人たる姿勢が一番大切ということですね。



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