こんにちは。
先日は自分が現在愛用している本革のリュックについてお話ししました。
関連記事:【本物を持つ】自分の長き相棒となる革鞄──HERZ
改めて、このHERZ(ヘルツ)というブランドについて少しお話ししますと、1973年赤坂で創業。バッグの裁断から縫製まで全てを作り上げるメイドインジャパンの鞄工房です。
「注文を受けてから職人1人だけの手で全て作り上げる」という、このブランドのアイデンティティが、多くのHERZ愛用者を生んでいます。
しかし、日本が誇る革鞄のメーカーやブランドはたくさんあります。
そこで今回は、自分が選んだ10の日本発ブランドをご紹介します。
今回は数あるバッグの種類の中から、
ビジネスでも日常でも使い勝手のいいトートバッグに絞りました。
本革は長持ちするだけでなく、使い込んだ分だけ持ち主の味が出でさらに愛着が増しますね。
また本革=本物を持つと身が引き締まり「一人前になった」、もしくは、そうならないとという気持ちにさせてくれます。
一つ一つブランドの特徴を踏まえて紹介していきますので、皆さんの相棒となる一品を探してみてはいかがでしょうか?
2020おすすめ本革トートバッグ10選
ラインナップ
HERZ
まずは自分も愛用しているこのブランドから。HERZはドイツ語でハート(心)。
使うほど艶や深みが増していく経年変化が楽しめる革を採用。道具として「丈夫」であることを一番に考え、鞄をデザインから革の裁断・縫製まですべて1人の職人の手で作り上げています。
T-146
手持ちだけでなく肩掛け・斜め掛けが可能な汎用性の高い横型2wayトートバッグ。
しっかりしたボストンタイプの取っ手やベルトに使用しているドイツホックの機能美がポイントです。
たくさんの荷物を詰め込めるので、即戦力として使い倒せる実用的なトートです。
土屋鞄製造所
日本を代表する鞄ブランドから。
創業当初はランドセルを中心に製造・販売をはじめ、現在は職人1人1人の手により革本来のぬくもりを感じる革製品のラインナップを揃えています。
アルマス バッファロービジネストート
贅沢に使われた水牛革が醸し出す迫力のボディは、自由奔放に使える頑強さと大容量を持ちながらも持ち歩く姿はスタイリッシュ。
B4ファイルでもノートPCでも楽に入ってしまうキャパシティはデイリーワークだけでなく、仕事帰りのジム通いから1泊程度の出張まで余裕でこなします。
長めのハンドルは肩掛けも楽に決まり、機動性も充分です。
FIVE WOODS
鞄の専門商社としてスタートしたFIVE WOODS(ファイブウッズ)はなんと1890年創業!
文明開化とともに誕生した日本最古とも呼べるバッグブランドです。
素材の選定から生産まで全ての工程を国内で行っています。
PLATEAU -プラトウ- 39186

https://www.hayashigo-store.com/item/39186
ファイブウッズで最も人気のプラトウシリーズから、オリジナルオイルドレザーを贅沢に使用したA4サイズ書類の持ち運びに適したトートバッグです。
手に吸い付く革らしいタッチ感を残し、丸みを帯びた袋縫いで仕立てました。
大き過ぎないジャストなサイズ感に加え、仕切りポケットはレザーでトリミングされ日本製ならではの細かな配慮がなされています。
aniary
「理想と現実」の造語を元に名づけられ2008年に誕生した比較的新しいブランド、aniary(アニアリ)。
素材からすべてを日本製にこだわったバッグを展開しています。
25-02000
アニアリのレザートートバッグの魅力は、赤色系や黄色系など、明るい色合いのメンズバッグを取り揃えたラインナップ。
このモデルの特徴は、大きさの異なる四角形を規則的に組み合わせ、型押しを施すことで「格子柄」を表現したグリッドレザーです。
マチの部分はトップに向かって細く、外に突き出すことで開口部は広々しながらも、重心は低めという良バランスに仕上げました。
Kiefer neu
こだわりの素材から装飾感のあるデザインとそれを実現する確かな技術で鞄を仕立てるKiefer neu(キーファーノイ)。
ビジネス&カジュアルといった異なるシーンを両立させるスタイルを主としているジャパンブランドです。
KFN1000EJ

https://www.kiefer-neu.jp/kfn1000ej/
ソフトな手触りのシュリンクレザーは傷が目立たずクラシックなフォルムを形成。
高級感のなかに程よいカジュアル感がプラスされた女性も持てるしなやかで上品なデザインです。
前面のファスナーポケットはまるで小さなクラッチバッグが取り付けられているような使いやすさ。
内部の収納はA4ファイルや雑誌を複数冊入れても余裕があり、肩にもかけやすいビジネスにもプライベートにも使えるトートです。
Cisei
2006年にフィレンツェで日本人デザイナー大平智生氏がスタートさせたブランド、Cisei(シセイ)。
イタリアの高い技術を駆使しながら、革素材の持つ可能性とクオリティの高さを活かしたワンランク上のコレクションを展開しています。
0941 LD TOTE
大きさや形の異なる自然素材である革を贅沢にカッティングし、素材の持つ美しさをシンプルに表現したデザインは幅広いシーンで活躍します。
サイドのスナップボタンにより容量の調節が可能で、手持ちや肩掛けに程よい長さの取手は使うほどに馴染みの増す革製の芯を使用。
使い心地も良く、機能面でも充実したCiseiのロングセラーです。
SONNE
ドイツ語で太陽を意味するSONNE(ゾンネ)。
ブライドルレザーやコードバンなど上質な革を贅沢に使用したレザーバッグと小物を展開するブランドです。
Claudio SOX005
上質なシュリンクレザーをふんだんに使用し、トレンドを意識しつつシンプルで長く使用できるデザインです。
開口部がファスナー仕様でしっかりと収納でき、ハンドルが倒れるので付属のショルダーで斜め掛けで使用可能。
革ゾッキならではのリッチ感を主張しつつも普段使いに適したバッグです。
SOMES SADDLE
日本唯一の馬具メーカーであるメイドイン北海道のブランド、SOMES SADDLE(ソメスサドル)。
馬具で培った卓越した技術力で、現在では本革トートバッグを始め多種多彩なアイテムを生み出しています。
トロット トート
馬術用語で“速足”を意味し、普段から軽快に持てるように軽さも特徴になっている、ソメスサドルの新しいカジュアルラインとして誕生した[トロット]。
本体に国産原皮のシボの強いオイルレザーを使用することで、牛革の柔らかで表情豊かな仕上がりに。
A4書類を収納できる大きめのトートバッグです。
PELLE MORBIDA
2012年の立ち上がりから現在に至るまでメイド・イン・ジャパンにこだわり続けているブランド、PELLE MORBIDA(ペッレモルビダ)。
「優雅な船旅に持っていきたくなる上質で良質なバッグ」をコンセプトに掲げ様々なバッグを展開しています。
Maiden Voyage MB048ELE-トートバッグ
クロコダイル風の型押しを施すことで艶感ある仕上がりに。内装のポケットにはウレタンが入っているのでタブレットなどを入れるのにも便利です。
肩掛けしやすい長さのハンドルや、ちょっとした手荷物を入れられるサブポケットなど細かな部分までこだわった仕様です。
ベースがシンプルかつ機能的なトートなのでビジネス、カジュアル問わずバッグで差を付けたい方へ。
COCOMEISTER
日本の熟練された職人達が、ヨーロッパから輸入した上質な素材を丁寧に縫製することで製品を完成させているハイレベルな革製品ブランド、COCOMEISTER(ココマイスター)。
ビジネスマンが選ぶバッグの新定番として、王座に君臨しつつあります。
マルティーニ レオナルド

https://cocomeister.jp/store/g/g43015511/
イタリアの蒸留所をテーマにイタリア千年の歴史を誇る伝統皮革を用いたマルティーニシリーズ。
2色のコントラストが上品さを醸し出し、使い込むことで更なる馴染みを楽しむことができます。
内装の内側はベルベット調で非常に手触りが良く、汚れにも強く、強度自体も高い、更には軽量と三拍子併せ持ったマテリアルです。


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いかがでしたか?
鞄は人の目に一番付きやすいので、つい外側のデザインだけで選びがちですが、一流のブランドは内側にも洗練されたデザインと機能美を兼ね備えています。
皆さんも自分だけでなく鞄選びも中身で勝負してみましょう!
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